この記事でできるもの
- Kotlin を Mac でとりあえず動かすための環境構築ができる
- Kotlin を使ってコンソールに文字を出力できる
- Kotlin を使った基本的な構文がちょっとわかる
手順
JDK(Java Development Kit)のインストール
- Kotlin のプログラムを実行する時に必要な機能のパッケージ
- Kotlin は JVM 言語なので JDK が必要
- Java SE ダウンロード
Kotlin のインストール
VSCode のインストール
JDK のインストール
下記のページの macOS Installer
をポチります。ダウンロードできたファイルをクリックしてインストーラーの手順に沿って進めれば JDK のインストールは完了です。
Kotlin のインストール
Kotlin を Homebrew を使ってインストールしていきます。ターミナルで下記のコマンドを実行します。 Homebrew のインストールはこちらから行えます。
brew install kotlin
完了したら正常にインストールができてるか下記のコマンドで確認します。
kotlinc -version
VSCode のインストール + 環境構築
下記のページの Mac
をポチります。
ダウンロードできたらアプリを開いて左側のアクティビティバーの一番下の Extension タブを開いて、下記の2つの拡張機能を検索してインストールします。
- Kotlin Language
- VSCode に Kotlin のプログラム構文をサポートさせてより快適に開発を行うことができます。
- Code Runner
- Kotlin で書いたプログラムを実行することができます。
とりあえずコード書いてみる
まずは Hoge.kt
みたいな感じでファイルを作成します。
Kotlin は main()
関数からプログラムを実行するので関数を定義します。次に毎度おなじみ Hello world
を出力するために処理を書きます。
fun main() { println("Hello world") }
そして、次に実行していきたいところですが拡張機能で追加した Code Runner
はデフォルトで kotlinc
を使ってエラーが出るらしいので kotlinc-jvm
を使えるように設定します。上のバーの [Code] > [基本設定] > [設定] を開いたら上のナビゲーションバーにあるファイルアイコン
をクリックして settings.json
を開きます。開けたら下記のようにファイルを編集します。
{ "code-runner.executorMap": { "kotlin": "cd $dir && kotlinc-jvm $fileName -include-runtime -d $fileNameWithoutExt.jar && java -jar -Dfile.encoding=utf-8 $fileNameWithoutExt.jar" } }
これで、コードを実行することができるようになったので気を取り直していろいろコードを書いて見ます。
変数
// 定数 val number = 7 // 変数 var count = 0
swift だと定数は let
だけど kotlin は val て感じすね。基本的には型推論があるので明示的に宣言したい時以外は大丈夫そうですね。
文字列
val a = 'a' val helloWorld = "helloWorld"
1文字の時はシングルクウォート2文字以上の時はダブルクウォートって感じでしょうか。
If 文
if (isKotlin) { println("This is kotlin") } else { println("This is not kotlin") }
条件式には swift と違って括弧が必要なんですね。
when 文
when (number) { 1 -> println("number == 1") 2 -> println("number == 2") 3 -> println("number == 3") // どれにも当てはまらないなら else が実行される else -> { print("number is unknown") } }
swift の switch
見たいな感じですね。この文法はいろいろな書き方があって詳しく調べた方が良さそうですね。
For 文
for (item in items) { print(item) }
関数
fun hello(who: String) { println("Hello ${who}") } hello("Yamato") // Hello Yamato
fun double(x: Int): Int { return x * 2 } val number = double(1) println(number) // 2
戻り値がある場合はこんな書き方なんだ👨💻
基本的な文法や応用などは下記の記事がものすごく参考になりました!