iOSエンジニアのつぶやき

毎朝8:30に iOS 関連の技術について1つぶやいています。まれに釣りについてつぶやく可能性があります。

RxCocoa

RxSwift の Subject での Error の取り扱いに注意する

PublishSubject に onError() でError を流した場合、次回以降同一の Subject オブジェクトをサブスクライブすると、初回時に Error が流れてくるようです🧑‍🔧 具体的には下記のような感じです。 let relay = PublishSubject<String>.init() let disposeBag = DisposeBa</string>…

RxSwift で簡易インクリメンタルサーチ

個人で開発中のアプリで RxSwift を使用した簡易インクリメンタルサーチを実装したので、その方法を簡単にまとめたいと思います 作業していくっ‍ 今回行うインクリメンタルサーチの仕様は下記の通りで、入力した ID が使用可能かどうかを調べるためにこの機…

RxSwift で特定の数だけイベントを受け取る

Hot な Observable から流れてくるイベントで、特定の回数だけイベントを受け取りたいということはよくあるかと思います。そんな時は .take() を使って回数を絞ることができます。 下記はストリームに流れてきたイベントを Observable が一度受信したら、購…

RxSwift(RxCocoa) における Subject・Relay を理解する

今回は RxSwift(RxCocoa) でたびたび使用する Subject・Relay の違いや Observable との違いについて簡単にまとめようと思います。また、Trait などはまた別の記事で触れようかと思います。 Subject・Relay とは? これらのクラスはイベントの検知もできます…

RxSwift における subscribeOn と observeOn の違い

RxSwift などで処理をつなげて書いていると、ここはメインスレッドで、ここはバックグランドスレッドでなどと、処理によってスレッドを切り替えたい場合があるかと思います。そんな時は、Observable のプロパティとして提供されている subscribeOn または、o…

RxSwift で非同期処理を合成しよう

今回は同じ型の非同期処理を RxSwift でまとめる際に使用する concat と merge の使い方と挙動を簡単にまとめとこうと思います。 concat concat() は複数の非同期処理を渡された順番で順次処理を行っていきます。サンプルは次のようになります。 let ob1 = O…

RxCocoa でクラスの特定のメソッドをフックする

以前書いた ReactorKit の概要編のサンプル実装をしている際に、「ViewWillAppear で処理を行いたんだけど、rx で呼び出せないかな〜」と思っていたら、RxCocoa にはクラスの特定の関数をフックするプロパティが用意されていたのを最近知ったのでちょこっと…